- 2010年2月 6日 22:00
- 津軽鉄道

津軽鉄道 大沢内 撮影 平成22年1月
大沢内駅舎の中であれこれ考えながら、一枚一枚確かめるように撮影。
感覚的にフィルム機で撮っていた頃を思い出す。
一枚撮っては背面液晶に表示させて、ジックリとヒストグラムを見る。
しばらくあれこれ考えて再びアングルを決めてシャッターをレリーズ。
そのリズムがまるで、手巻きカメラの巻上げノブを起こして一枚ずつ巻き上げるような錯覚です。
親指に掛かる独特のトルク感をふと思い出して・・・・
F3の感触が手の中によみがえったような気になって。
ちょっとしんみりしてみたり。
『モノクロの撮影は自己との対話である』
つとに有名な某風景カメラマンは脳梗塞で倒れる前の著書の中でそう述べている。
カラーを使えない分、陰影を意識して、見るものの視線を考えて、じっくりとフレーミングしなければならない。
・・・・と言うことはつまり。
撮る側の思慮の深い/浅いがばれるわけですな。
勢いで撮るだけじゃ駄目だし、考えすぎて深みに填まっても駄目。
微妙な匙加減を大事にしなさいよ、と。そんな意味でしょうか。
撮影ってやっぱり楽しい。
それを改めて確認できました。
いやいや、楽しい楽しい。

曇りきったガラス戸を通り抜けて光の粒子が吹きだまる。
雪の粒がスリットを抜けて降り積もる。
光が線になって見える。
モノクロームな、やさしい時間。
冷え切った場所だったんですが・・・・・
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